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赤鷲小説キターーー!!

ちょ、あの、もう、すごいです。(落ち着いて。)

先日いつもの変態チャットで、
瑞肴さんに軽い気持ちで
「天赤木×鷲巣が読みたいにゃー*^^*」
なんて言 っ て み た ら 

うおおーーーー!!夢はかなうって本当だったんだね母さん。
ありがとう…ありがとう。

感無量でござる。
瑞肴さんはどんだけわしらに夢を与えてくれるのかもうはかりしれねーーー!!
優しいにも程がありますぞ。


そんなわけで、
超絶素敵赤鷲小説はじまるよー!!











冷たい其処は何も見えず、光も見えず、一番近い感覚をあげるとすれば、
暗闇、それに覆われて、沈んで、いた。


煙草が吸いたいかもしれない。そう思いながら、進む。
ずっと来たかった。此処に。
さいごに、止められさえしなければ、あのときもあのときも、此処に来ようとしただろう。

「…アンタが怒ったから、『今もってわしが欲しくて堪らないものを、捨てるのは、ゆるさん』
…だっけ、…そういって怒ったから、こんなに遅くなっちまった」

赤木はゆるりと地面(らしき部分)に膝をつき、泥(のようなもの)へと手を差し伸べ、引っ張り上げた。
指先から凍え、氷り落ちそうな闇の中から引き上げられたのは、
かろうじて、人のカタチを保ったかつての帝王。

「……………ぁ゛?」

此処が何処なのか、赤木は知らない。多分、この明晰な老王も知らないだろう。
冷たい、つめたい、真っ暗な、ぬるぬると、怨嗟の声だけが何処までも続く悲壮な闇の中。
罪人はただ、溶け消えるのを待たなければならない空間。
自我が強ければ強いほど、溶けきるのに時間を要し、いつまででも、此処にいなければならない。

「鷲巣」
「………」
「…ずっとアンタに会いたかったよ」
「……ぁ、か、」

急速に、闇にぽつりと落ちているだけのような眼球に光が宿った。

「アカギ…、…?」

視線が戸惑っている。
ああ、と納得した赤木が、顔をくしゃりと崩して笑った。

「そうか、アンタの知ってる俺は、若い俺だもんな」
「……アカギ?」

鷲巣の知っているアカギは、こんな笑い方はしない。
不可思議なものを見る目で見上げ続けた目が、今度は赤木を睨み付けた。

「…馬鹿者…っ!! 何故…っ、貴様が此処に居る!」

久し振りに怒鳴られた。
どろどろに溶けていた部分が、固まってくる。鷲巣巌らしきカタチになってきた鷲巣は、
取り戻した腕で、拳で、早速赤木の脳天を殴りつけた。

「痛ぇ…」
「馬鹿か!! 貴様…っ!! …この、馬鹿者、……っ …何故、来た…!」

此処は罪人が堕ちる場所。

此処は裁かれる為の場所。

アカギがアカギであったなら、こんな所に来るわけがない。鷲巣はそれを知っている。

「…アンタに会いたかったから。いいだろ?」

にひゃりと笑う。抱き締める。
全身の力を、抜いた己を、鷲巣は自身で殴り倒したくなった。赤木は絶対に気付いたろうから。

「~~~~~っっ」
「泣くなよ」

舌が頬を舐める。

「…………泣いとらん」
「…くっくっく」

罵倒したいこと山の如くであったのだけれど、結局鷲巣は黙り込んだ。
あれから、そこそこ時間を過ごし、そこそこ老けたようにも見えるが、
この男は相変わらず変に頑固で融通がきかないらしい。

堕ちたら、2度と、上がれない。

そんな場所にのうのうと、会いたかったとのたまってやって来る。

「…馬鹿め」

苦々しく一言零し、しかし鷲巣は手を伸ばし、
皺の刻まれた赤木の顔を覗き込むとその頭を抱きこんだ。
もう今度こそ、何も返してやれない。それどころか、来なくて良い場所に来させてしまった。
腕の中の赤木の輪郭が、徐々に闇に溶けていく。
堪らなかった。
己の所業には、後悔も慙愧もない。己の選んだ道だったから。
赤木が、この男が、此処を選び此処に来たことを、一瞬でも喜んだ己こそが堪らない。

「……ぐ…っ」

心臓を、掴まれたかの如く顔を顰め、ごつごつした体を更に強く抱き締めた。
せめて、少しでも、赤木がこの闇に触れないように。

「鷲巣」
「…なんじゃ」

くるりと、反転。

「ん、なっ…」

背後から抱き締められる形となった鷲巣が、腕の中から赤木を見上げる。

「こっちの方が落ち着くんだよ」
「……っ」
「それに、俺の話も聞かせたい」
「あ゛…?」

頬に、ひとつ口付ける。

「色んな勝負したからな。…聞きたくねえか?」
「……。話せ」
「フフ…。どれから話すか…」














暗い、くらい闇の中。底の底。
2人溶けて消えるまで、共に。












なにーーーー!!?もう…!!!萌えがとまらねえ。
こんな素晴らしい小説をもらえる私は、
きっと特別な存在なのだと感じました。

ダークなのに甘い。そして幸せ。
ニーヤニヤします。
こういうのを…待っていたっ…!


赤木さんはね、しろの中で神様でありニャンコであり、天使であり眠り姫でもあり。
鷲巣様は、妖精でワガママお嬢様でニャンコでウサギでお姫様でスウィートエンジェル。

そんな二人が絡んだらもう…!!
夢のようです。
二人とも可愛いってばーもうー!


瑞肴さん、ほんとに素敵な小説を
ありがとうございました…!!
 
 



| アカギ | 11:24 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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